ワールドラグビーアワード2021の祝典ウィークがスタートし、12月6日に受賞者の第1弾が発表され、レフリー賞はオーストラリアのアンドリュー・コール氏が受賞した。
コール氏は2005年にレフリーとして引退したあと、レフリーを指導する役職につき、2012年から2015年のワールドカップまでレフリー選考員を務めた。2010年から2017年まではオーストラリアラグビー協会のレフリーのヘッドコーチとして活躍。クイーンズランド州ラグビーレフリー協会の終身会員でもある。
現役レフリー時代は、1997年から2005年にかけ、スーパーラグビーで44試合、テストマッチでは31試合のレフリーを担当。1999年と2003年のラグビーワールドカップでも重責を果たし、2005年のニュージーランド代表×ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ(2戦目)でも笛を吹いた。
今回の表彰は、さまざまなレベルでフィールドの内外を問わず、40年以上にわたってラグビーに携わってきたコール氏の情熱、プロ意識、献身的な功績を称えるもので、このスポーツへの貢献が認められ、ワールドラグビーレフリー賞が贈られた。