「HSBC ワールドラグビーセブンズシリーズ 2022」の第2ラウンド・ドバイ大会(男子)は、現地時間12月3日にプールステージの戦いがおこなわれ、第1ラウンドで12チーム中最下位だった日本は、今回も南アフリカ、イギリス、アイルランドと同組に入り、3連敗。大会最終日の4日は9~12位を争うトーナメントに進むこととなった。
日本は初戦で第1ラウンドチャンピオンの南アフリカに挑んだが、スピード、ダイナミズム、スキルなどで圧倒され、完全に相手のペースで試合は進み、0-48と完敗。
第2戦ではイギリスと対戦し、14-36で敗れた。
日本は前半、なかなか自陣から出られず、タックルミスもあって3連続トライを許してしまう。ハーフタイム前に中川和真が1対1を制して中央を抜けゴールへ走り切り、大差をつけられた後半5分にはボールをつないで副島亀里ララボウ ラティアナラがディフェンスをひきつけ、パスをもらった主将のジョニー・ファアウリがフィニッシュするなど反撃したが、脅かすまでには至らなかった。
プールA最後のアイルランド戦は、序盤こそ競ったものの、前半4分に相手のスピードスターに右外を突破され先制を許すと、6分にはハンドリングエラーでピンチを招き、スクラムからの攻撃であっさりトライを奪われた。0-19で迎えた後半早々にもブレイクスルーされ、石田大河が懸命に追ってゴール前で止めたものの、ボールをつながれ点差は広がった。その後、アイルランドのパワフルなランナーにタックルを弾き飛ばされ失点し、終盤にはプレッシャーでボールを失いトライにつなげられるなど、一方的な展開となり、0-41と大敗した。
日本は9~12位トーナメントの初戦でプールC3位だったスペインと対戦する。