東海学生リーグ王者の朝日大学が、2021年度の「第58回全国大学ラグビー選手権大会」で3回戦進出を決めた。
朝日大は11月、環太平洋大学との東海・北陸・中国・四国地区代表決定戦を制して10年連続10回目の大学選手権出場を決めると、1回戦では北海道・東北地区代表の八戸学院大学を60-7と圧倒。そして28日、博多の森陸上競技場でおこなわれた2回戦で九州王者の福岡大学と対戦し、36-21で逆転勝ちした。
2回戦、4年ぶり24回目の出場で大会初勝利を目指した福岡大が序盤に3連続トライを挙げ、21点差をつけられた朝日大。しかし、パワフルなNO8ワカヴァカ・サムエラの連続トライなどで徐々に追い上げ、67分(後半27分)には副将のPR原渕拓人が力強い突進でゴールラインを割り、WTBプスパコム・ピーラナツがコンバージョンを決めて同点とした。
そして、73分にピーラナツのペナルティゴール成功で勝ち越し。朝日大の勢いは止まらず、74分にはSO前田太一がディフェンスを破ってゴールへ駆け抜け、77分にはWTB金城大雅もトライを決め、逆転勝利となった。
朝日大は3回戦(12月12日/東大阪市花園ラグビー場)で、関西大学Aリーグの4位チームと対戦する。