ラグビーリパブリック

伝統あるバーバリアンズに中村亮土、垣永真之介、堀越康介、小瀧尚弘が選出!

2021.11.22

バーバリアンズに選ばれ、写真撮影でポーズをとる中村亮土(Photo: Getty Images)


 世界中からトッププレーヤーを集めてチームを編成する「バーバリアンズ」に、日本代表の4選手、CTB中村亮土、PR垣永真之介、HO堀越康介(以上、東京サントリーサンゴリアス所属)、LO小瀧尚弘(コベルコ神戸スティーラーズ)が選出された。

 バーバリアンズは、1890年にイングランドで創設された歴史あるクラブチームで、遠征や試合のときだけ世界各国から選手を招き選抜チームを編成する。伝統あるバーバリアンズでプレーすることは、ラグビー選手にとって大変名誉なこととされており、かつて日本からは、林敏之、元木由記雄、アンドリュー・マコーミック、田中史朗、ホラニ龍コリニアシ、藤田慶和がバーバリアンズに招待されて試合に出場している。女子では、南早紀と齊藤聖奈が女子バーバリアンズでプレーしたことがある。

垣永真之介(左)と小瀧尚弘はこのポーズ(Photo: Getty Images)
堀越康介も名誉あるバーバリアンズの一員となった(Photo: Getty Images)

 今回のバーバリアンズは、11月27日にイングランドのトゥイッケナムスタジアムでサモア代表と対戦する予定で、南アフリカ代表のHOマルコム・マークス、FL/NO8ドウェイン・フェルミューレン、オーストラリア代表のユーティリティBKジェームズ・オコナー、元アイルランド代表のFBロブ・カーニー、スコットランド代表のFL/NO8ライアン・ウィルソンなども招集されている。

 4名が選ばれたことを受け、日本代表のジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチは、「このたび、ブレイブブロッサムズ(日本代表)から4名の選手がバーバリアンズに選出されたことは、大変光栄なことです。彼らにとっては、とてもユニークで名誉な経験をすることとなり、世界中の優れた選手たちと一緒にプレーして友情を育むことができる素晴らしい機会となることでしょう。彼らの選手キャリアのなかでも、間違いなくハイライトの一つとなることと思います。ラグビーワールドカップ2023フランス大会で日本はサモアと対戦することが決まっていますので、サモアがどのようなプレーをするのか、また、バーバリアンズが得意とするハイテンポでどこからでも攻撃するプレースタイルを選手たちがどのように実践するのか、興味深く注目しています」とコメントした。

Exit mobile version