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國學院久我山が4大会ぶりに花園へ。目黒学院は節目の20回目。

2021.11.15

國學院久我山のPR松原結生は123キロ。成蹊の必死のディフェンスを弾き飛ばした。(撮影/松本かおり)

目黒学院LO中村つぐ希。東京の防御を突破する。(撮影/松本かおり)



 ともに日本一に5回ずつ。伝統校2校が花園切符を手にした。
 11月14日、江戸川区陸上競技場で東京都の花園予選がおこなわれ、第1地区を國學院久我山、第2地区を目黒学院が制した。

 久我山は成蹊を107-0と圧倒した。17トライとラストシーンまで攻め続けた。
 立ち上がりこそ、成蹊の勢いよく前に出るディフェンスにハンドリングミスが出た。
 しかし、スクラムでボールを取り返し自分たちのペースへ引きずり込む。前半47-0、後半60-0だった。

 チームは3年間、花園の舞台から遠ざかっていた。試合後のインタビューでPR杉本安伊朗(あいろう)主将は「悔しい思いをした先輩たちの分まで」と話した。
「自分たちで修正する力をつけてきたつもりです」

 土屋謙太郎監督は、強固なディフェンスで勝ち上がってきた相手に対し、「1対1で優位に立とう」と選手たちに呼びかけ、試合に臨んだ。
「相手は2人目の寄りがはやい。(ボールキャリアーが)孤立しないように、サポートで遅れないようにした」

 東京都予選決勝の最多得点を奪った久我山は、今季のチームが動き出してから順調に階段を昇っている。
 肉体改造の成果も大きい。パワフルなプレーも、スピードある走りもある。4大会ぶり(42回目)の大舞台で日本一を狙う。

 目黒学院も危なげない戦いを見せた。こちらは2年連続、20回目の全国大会出場だ。
 堅守の東京を上回るディフェンスを見せて完封勝ちしたことについて、CTB新澤迅太主将は「タックルが大好きな選手が揃っている」と胸を張った。

 前半26-0、後半12-0。アタックではSH林星安(はやし・せあ)のロングキック(50/22キックも何度か実現)が効いた。
 敵陣に入ると、FLシオネ・ポルテレら突破力がある選手が前に出てトライラインを突破した(ポルテレは3トライ)。

 特定の選手だけでなく、1年生のLO中村つぐ希のプレーなども光り、高い総合力で全国へ向かう。
 チームのスローガンは「前進」。花園までにさらに実力を蓄え、こちらも頂点を狙う。

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