ラグビーリパブリック

京都成章25-0京都工学院。京都成章、前半苦戦も終盤に本領発揮。

2021.11.14

後半19分、京都成章HO長島幸汰がラインアウトからトライを奪う(撮影:井沢雄一郎)

 第101回全国高校大会京都府決勝は、京都成章対京都工学院の間で行われた。
 京都成章は前半、工学院の粘りに苦しんだが、試合終盤に地力を発揮。25-0で8大会連続14回目の出場を決めた。

 3トライの完封勝ちも、最初のトライ(前半9分)から、2本目(後半19分)まで得点板は動かず。前半は京都工学院の勢いを受け、自陣ゴールを背にする時間も長かった。
 決勝は今大会初めての有観客試合。「お客さんが入って硬さが出た。みんな大きい声で話すだけで、頭に入ってなかった」(京都成章・SO大島泰真主将)。状況を冷静に分析した主将は、シンプルな言葉で仲間を落ち着かせた。「俺らは前に出れてる。走れてる」。
 後半は終始相手陣で試合を進め、本来の成章らしさを取り戻した。

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