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ラグビー・リーグ出身、ギハマット・シバサキは日本にルーツ。グリーンロケッツ東葛へ

2021.10.27

ニューカッスル・ナイツ時代のシバサキ。(Getty Images)



 今度はラグビー・リーグからやって来る。
 新リーグ『リーグワン』の開幕へ向け、補強、準備を進めるNECグリーンロケッツ東葛。14人目の新加入選手は、オーストラリアのラグビー・リーグ(以下、NRL)チーム、ニューカッスル・ナイツから加わる。

 CTBギハマット・シバサキは、184センチ、96キロの23歳。オーストラリアのクインズランド州、タウンズビルの生まれだ。日本にルーツを持つ(トレス海峡諸島にも縁あり)。
 ブリスベン・ブロンコスでNRLデビューを果たし、2018年、2019年と2シーズンで13試合に出場している。

 2020年シーズンを前にナイツと3年契約を結ぶも、3年目(2022年)はオプション契約で、シバサキ自身が日本行きを選択したようだ。
 ディレクター・オブ・ラグビーにマイケル・チェイカ氏が就任したことも決断の要素のひとつだろう。

 昨シーズンはナイツで11試合に出場、5トライをマークしている。スピード豊かで、ハードなボールキャリアーだ。
 リーグ仕込みのタックルも激しい。

 以前、地元メディアの質問に「もともと、日本の文化と食に興味がある」と答えている。
 憧れの地で大きな結果を残したい意欲は大きい。

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