シード校が、苦しんでいる。
全国各ブロックから単独高校チームなどが集結する女子の7人制大会が、10月23日、24日にかけて行われている。会場は今年も、熊谷ラグビー場。12チームが4つに分かれて行う予選リーグでは、ディフェンディング・チャンピオンの京都成章ら、昨年上位校が敗れる波乱もあった。
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明日は決勝トーナメントが行われ、単独チーム(北海道、東北は選抜編成)の女子7人制日本一が決まる。予選プールの順位ごとに4チームずつ三つのトーナメント戦が行われる。
4つの予選プールのうち、二つでシード校が敗れ、大会の頂点であるカップトーナメント進出を阻まれた。
プールBでは昨年優勝校の京都成章(近畿)が石見智翠館(島根・中国)に10-17で敗れ2位トーナメント行きとなる。近畿予選で京都成章を倒してエントリーした追手門学院(大阪・近畿)は、麗澤(千葉・関東)に12-14で及ばず、やはり24日はプレートを戦うことになった。中位以上の実力校が競い合って力をつけてきた結果だろう。同じくシードの関東学院六浦は、プール1位は守ったが、鳴門渦潮(徳島・四国)に0-12と詰められるなど、激戦が相次いでいる。
各プール1位となったのは佐賀工(九州)、関東学院六浦(神奈川・関東)、麗澤、石見智翠館。カップ決勝は明日10月24日。試合は無観客で、観戦は事前にチーム許可を得た選手保護者に限られている。