精度の高いモールで主導権を握った。
10月17日に日本大学稲城グラウンドでおこなわれた関東大学リーグ戦1部の日大vs大東大は、日大がラインアウトモールなどを起点に5トライを奪い、31-0の完封劇で開幕3連勝を飾った。
前半はしびれるディフェンス勝負。
雨の中で風下に立った大東大だが、FL吉瀬航太、CTB戸野部謙ら好タックラーが堅陣を敷いて日大を跳ね返す。しかし日大はモールに光明。前半15分に力強いドライブを続けて先制トライを奪った。
日大の7点リードで折り返した後半は雨が弱まり、積極的にボールを動かした日大は後半17分に2トライ目。さらに後半22、33分にはモールを起点として2トライを加え、同42分のナサニエル・トゥポウのチーム5トライ目で締めた。
大東大は得点機に取りきれず、悔しい完封負け。試合後、5トライ中4トライをスコアした日大HO井上風雅が3戦連続でプレイヤーオブザマッチに輝いた。