真紅の地に神戸製鋼所のシンボル、加古川製鉄所の高炉デザインがより鮮明になった。
港町神戸をイメージさせる「錨(いかり)」、神戸の象徴である「六甲山」の稜線も。10月4日、コベルコ神戸スティーラーズが新ジャージーを披露するとともに新体制の発表をした。
ディレクター オブ ラグビー=ウェイン・スミス、ヘッドコーチ=デーブ・ディロンという指導陣に変化はないが、主将にはFL橋本大輝が就いた。
橋本主将は、2012年からの5シーズンもチームの先頭に立っていたリーダーだ。
「去年はちょっとずつ個人の意識のズレが出てしまった。今シーズンはチームの方針をしっかり示していきたい」と話した。
副将にはFL橋本皓、SO李承信が就いた。李は入団2年目で重責を担った。
20歳の司令塔は、「(副将に指名された)衝撃は大きかった。20歳でこの経験ができるのは貴重。自分らしくやりたい」と意欲を口にした。
今季のスティーラーズは、主将、副将以外に、アンカー(錨)グループと命名されたリーダーグループも加わり、チームの舵取りをする。
同グループに名を連ねるのは新加入のPR山本幸輝、昨季共同キャプテンだったSH日和佐篤、SOアーロン・クルーデン、FB山中亮平の4人。
昨季トップリーグ2021プレーオフトーナメントの準々決勝で敗退したチームは、リーグワン初代王者を虎視眈々と狙っている。
1月8日(土)、ノエビアスタジアム神戸でシャイニングアークス東京ベイ浦安とリーグワン初戦を戦うコベルコ神戸スティーラーズは、12月30日に同スタジアムでプレシーズンマッチをおこなうことも発表した(13時キックオフ)。
相手はトヨタヴェルブリッツ。チケットの一般販売開始は11月8日(月)となっている。