ラグビーリパブリック

12月に熊谷で開催予定だったワイルドナイツ対レッズ戦、コロナ禍で延期に。

2021.09.29

 埼玉パナソニックワイルドナイツは29日、今年12月に熊谷ラグビー場での開催を予定していたクイーンズランド・レッズ(オーストラリア)との国際親善試合を延期すると発表した。
 両チームは昨年、パートナーシップ契約を締結しており、それを記念しておこなわれる予定だったが、日本・オーストラリア両国また世界的な新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、両チーム合意のもと、延期することとなった。

 代替日程については、今後の感染状況を見極めながら協議を継続し、2022年度での開催を模索するという。

 「今回の国際試合延期の判断については、世界的なコロナウイルス感染症による感染リスクや遠征をするレッズに課される隔離措置等を両チームで慎重に協議した結果であり、大変残念に思います」と埼玉ワイルドナイツの飯島均ゼネラルマネージャー(GM)。しかし、試合の開催に向けて引き続き協議をするとし、「適切な時期にぜひこの素晴らしいイベントを実現したいと考えています。またレッズが、来年の埼玉遠征について前向きに検討していただけていることに感謝いたします。新型コロナウイルス感染症の収束の折には、ファンの皆様に必ずやワイルドナイツとレッズの素晴らしい試合をお届けできると期待しておりますので、楽しみにお待ちいただけますようお願い申し上げます」とコメントした。

 レッズのサム・コーディングリーGMは、「来年9月から12月の適切な時期に埼玉遠征をおこない、この記念試合をおこなうことについて継続して検討をしたいと思います」と述べ、ワイルドナイツとのパートナーシップの継続とこれまでのサポートに感謝した。

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