9月18日は関東大学対抗戦Aの2試合が行われ、神奈川・秋葉台公園球技場では、慶大が43-5で日体大を下した。
慶大は春にクラスターが発生して6月18日まで約2か月活動を自粛していたが、完成度は高かった。この日はラインアウトモールが効果てきめん。前半挙げた4トライのうち3トライがラインアウトモールからであり、フォワード戦から主導権を握った。
日体大は前半12分、FBハラトア・ヴァイレアの高いハイパントを相手が落球し、WTBクリスチャン・ラウイが走りきり1トライを奪った。しかし19点ビハインド(5-24)で迎えた後半、雨脚が強くなり信条のランニングラグビーが沈黙。不運な展開も逆風となり後半は無得点に。
一方の慶大は後半3分のCTBイサコ・エノサの個人技によるトライを皮切りに、後半21、41分にもトライを奪って突き放した。