「ラグビー神社」建立、「ラグビーアート展」開催、そして2019年ワールドカップ後の「ONETEAMパレード」。
これまでも斬新な企画で日本ラグビーを盛り上げてきた三菱地所の「丸の内15 丁目 PROJECT.」が9月15日、東京都内で2023年ワールドカップへ向けた新プロジェクト「15丁目ストリートプロジェクト」を発表した。
今回のプロジェクトは「共創」がテーマ。これまでの活動で仲間になったファンと「共」にまちを「創」りたい、という願いのもと、プロジェクト第一弾として「DAEN Univ.(楕円大学)」の開校と、「15 丁目ラガービール」の製造開始が発表された。
楕円大学では、ラグビー界にゆかりのある幅広いジャンルの講師陣を迎え、多彩なテーマについて学び、アクションを「共創」していく。学長はお馴染み、元日本代表キャプテンの廣瀬俊朗さんだ。
講義は年内に3、4回を予定。第1回は9月20日、参加無料のオンライン形式で開講され、がんを治せる病気にするプロジェクト「deleteC(デリート・シー)」を学ぶことができる。
そして「15丁目ラガービール」は、プロジェクトの新名物として誕生した完全オリジナルのビールだ。
世界三大ビールコンペティションであるIBA金賞を2年連続で受賞している伊勢角屋麦酒とのコラボで誕生。「一日中飲めるビールを」という難題にチャレンジしたというビールは、丸の内仲通りのカフェスタンド「Marunouchi Happ. Stand & Gallery」でも楽しめる。
創部100周年に大学日本一を経験した元慶大キャプテンで、三菱地所ラグビーマーケティング室の高田晋作さんは、プロジェクトが目指す壮大な光景を語った。
「2023年ワールドカップでは日本代表を10万人のファンで送り出して、大会後にはオンラインも活用しながら、100万人のファンでその活躍を讃えたいと思っています」
新プロジェクト「15丁目ストリートプロジェクト」はそんな夢の光景への第一歩だ。ファンという仲間たちとの「共創」が、今から待ち遠しい。