ジャパンラグビーリーグワン・ディビジョン2の三重ホンダヒートは9月13日、2021-2022シーズン追加選手として、白濱弘章(フッカー)とジョノ・ランス(ユーティリティバック)の入団を発表した。
福岡県出身の26歳である白濱は、九州共立大学の元主将で、2017年度は宗像サニックスブルースに在籍。ブルースを1年で退団したあとは、北九州を拠点とする帆柱クラブやニュージーランドのサザンラグビーフットボールクラブでプレーしていた。
再び国内トップレベルのチームに加入することが決まった白濱は、「この度、三重ホンダヒートの一員としてラグビーができることを嬉しく思います。国内では地元福岡を離れて所属することが初めてなので、三重での生活がとても楽しみです。ファンの皆様に夢や感動を与えられる選手になれるように頑張りますので応援よろしくお願いします」とコメントした。
ランスは7人制オーストラリア代表の経歴を持つ31歳で、15人制ではスタンドオフ、センター、フルバックでプレーできる万能選手。レッズ、ワラターズ、フォースを渡り歩いてスーパーラグビー出場は通算70試合を超え、ウスター・ウォリアーズの一員としてプレミアシップ(イングランド最高峰リーグ)やヨーロッパの大会でプレーした経験もある。
そして、次は日本の三重ホンダヒートでプレーすることを選んだランスは、「以前から選手やコーチ陣、そしてファンの皆さんに関する素晴らしい話をたくさん耳にしておりましたので、入団を決めるにあたっての迷いは全くありませんでした。日本は昔から世界の中でも好きな場所のひとつで、来日に向けすでに日本語のレッスンを始めています。三重ホンダヒートの一員となって一緒にこの先の道のりを歩めることを、とても楽しみにしています」と述べ、やる気に満ちあふれている。