ラグビーワールドカップ2023フランス大会の出場権を争う北米予選の第1ラウンドが、現地時間9月4日、カナダのニューファンドランド・ラブラドール州セントジョンズでおこなわれ、世界ランキング22位のカナダ代表が同16位のアメリカ代表に34-21で先勝した。カナダ代表は前半にイエローカードを2回提示されて数的不利となり、10-14と4点ビハインドで折り返したが、後半に3トライを挙げて逆転勝ちとなった。
両チームはホーム&アウェイの2試合で北米地区の勝者を決めることになっており、次戦は1週間後、アメリカのコロラド州グレンデールでおこなわれる。そして、2試合の総合スコアで勝った方が北米1位となり、南米予選を1位通過したウルグアイ代表との戦いに進む。
アメリカ地区から2023年ワールドカップの出場権を得られるのは2チームで、北米1位(カナダ代表またはアメリカ代表)×ウルグアイ代表の勝者が「アメリカ地区1」として出場権獲得となる。この戦いで負けた方は敗者復活をかけたプレーオフが残っており、北米2位×チリ代表(南米2位)の勝者と「アメリカ地区2」の座をかけて戦う。「アメリカ地区2」プレーオフの敗者は世界最終予選に進む。