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ウエールズ代表50キャップのLOジェイク・ボールがNECグリーンロケッツ東葛に加入

2021.09.02

198センチ、124キロの巨漢。ブレイクダウンでも存在感を示す。(Getty Images)

 強化が止まらない。
 NECグリーンロケッツ東葛がウエールズ代表キャップ50を持つジェイク・ボールの加入を発表した(9月2日)。

 同選手はイングランド・アスコット生まれの30歳。16歳のときに家族とともにオーストラリアのパースへ移住し、そこで育った。
 2012年はフォース(スーパーラグビー)に所属し、同年のプロ12(今季からユナイテッド・ラグビーチャンピオンシップ)シーズンからスカーレッツでプレー。以降、9シーズン所属し、120試合以上に出場した。

 父がウエールズ人でレッドドラゴンに選出される資格を持っていたため、2014年のシックスネーションズ、アイルランド戦でウエールズ代表デビュー。
 今年3月のイタリア戦までに50キャップを重ねた。2015年と2019年のワールドカップに出場している(2019年大会のジョージア戦ではプレーヤー・オブ・ザ・マッチ)。

 198センチ、124キロの体躯を誇り、パワフルなプレーでチームに貢献する。アラン=ウィン・ジョーンズとのLOコンビは信頼が厚かった。
 クリケットの腕も相当なもので、U19西オーストラリア州代表に選ばれた経歴を持っている。

 入団にあたり本人は、「NECグリーンロケッツ東葛に加入することにとてもワクワクしています。チームメイト、コーチ、ファンの皆様にお会いできることは素晴らしいことです。NECファミリーの一員となり、今シーズンが成功することを楽しみにしています」とコメントを出した。

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