ラグビーリパブリック

前Hondaヘッドコーチのダニー・リーがMLRサンディエゴの指揮官に。

2021.08.23

現役時代のポジションはSH。NZ代表キャップ2を持つ。(撮影/長岡洋幸)



 Honda HEATで4季に渡りヘッドコーチを務め、トップリーグ2021での指揮を最後にチームを離れたダニー・リー氏がメジャーリーグ・ラグビーのサンディエゴ・リージョンのヘッドコーチ兼ディレクター・オブ・ラグビーに就いた。

 8月11日にチームが発表した。本人は、「チームがサンディエゴにチャンピオンシップを持ち帰る手助けをするのが私の次のチャレンジになった。心から興奮しています。ラグビーの発展に力を入れているアメリカの組織の一員として注力する」と話している。

 同チームは2017年に誕生した。元イングランド代表主将のクリス・ロブショウが加わった2021年シーズンは、ウエスタン・カンファレンスの4位(6チーム中)、全体9位(12チーム中)に終わっている。

 元南アフリカ代表WTBビヨーン・バッソンや元セブンズ豪州代表のキャメロン・クラーク、元セブンズ南アフリカ代表のセシル・アフリカやジョー・ピーターセンなどが在籍。宗像サニックスに在籍のPRパディー・ライアンもトップリーグ2021終了後にプレーしていた。

 同チームのダレン・ガードナー チェアマンは、「ダニーの輝かしいラグビー選手としてのキャリアと、充実したコーチングの経験は、リージョンの組織に大きく貢献するでしょう。彼の評判は高い。その影響を受けることが非常に楽しみ」と話している。