ラグビーリパブリック

再浮上の準備進む。宗像サニックスに5選手が追加加入

2021.08.16

左上から右へ、吉田光次郎、新井信善、田淵慎理、ジョセフ・トゥぺ、トロケ マイケル



 一刻も早く、リーグワンのディビジョン3から抜け出すための新戦力だ。
 8月16日、宗像サニックスブルースが5人の新加入選手を発表した。

 キヤノンから移籍のFL吉田光治郎(33歳)は、日本代表選出経験のあるバックローだ(キャップなし)。
 帝京大でキャプテンを務めて大学日本一に輝いた後、トヨタ自動車に所属。退団後、豪州でのプレーを経て、キヤノンに2シーズン在籍した。玄人好みのプレーに期待がかかる。

 バックローには、日野からNO8新井信善(32歳)、近鉄からFL/NO8の田淵慎理(29歳)、コカ・コーラからFL/NO8ジョセフ・トゥペ(30歳)もやって来た。

 新井は以前、ブルースの主将を務めたこともあるパワフルマン。4季ぶりの復帰だ。
 田淵の理論的なプレー、トゥペの爆発力も頼もしい。

 CTBトロケ マイケル(NTTコムから移籍)は、トンガ、日本でセブンズ代表の経験がある好ランナー。ミッドフィールドで防御をかき乱すだろう。
 帰化していることもあり、多くのプレー時間を得そうだ。

 松園正隆監督、ダミアン・カラウナ ヘッドコーチの新体制になったブルース。8月に入り、チーム練習も始まっている。
 新加入選手も含め、這い上がる準備を重ねていく。

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