積極的な補強を見せているNECグリーンロケッツ東葛が、また一人、強力なメンバーを加えた。
スーパーラグビー、ハイランダーズでSHアーロン・スミスとともに共同主将を務めたHOアッシュ・ディクソンがやって来る。
機動力と激しさを両立させるプレースタイルに加え、抜群のリーダーシップ。大きな戦力となりそうだ。
ディクソンはマオリの血を引く勇敢な男だ。
6月末からのサモアとの2戦ではマオリ・オールブラックスの主将を務めた。同代表での出場試合数は19戦を数える(2020年の最優秀マオリ・プレーヤー)。
また、同シリーズでは2試合ともにトライを奪う。トライも取れるフロントローだ。
ハイランダーズで100試合(ハリケーンズでも15試合)、国内選手権を戦うホークスベイ代表でも109試合に出場してきたベテラン。現地報道でも実力者がNZを離れることは大きく報じられた。
「決断は簡単ではなかった」と本人のコメントを紹介するとともに、関係者の「グラウンド内外で大きな功績を残した」という言葉も紹介。
グリーンロケッツとは2年契約で、2021年のホークスベイでの活動を終えて日本に向かうとしている。
グリーンロケッツも、「新しいチームメート、ファンの皆様にお会いできる日が待ち切れない」と本人の言葉をクラブのホームページに掲載している。