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日本と同組に入るのはサモア! オセアニア予選制し2023W杯出場権獲得

2021.07.17

ラグビーワールドカップ2023の出場権を獲得したサモア代表(Photo: Getty Images)


 ラグビーワールドカップ2023フランス大会の出場権をかけ、サモア代表とトンガ代表によるオセアニア予選の第2戦が7月17日にニュージーランドのハミルトン(FMGスタジアム)でおこなわれ、サモア代表が37-15で勝った。「マヌ・サモア」の愛称で知られる男たちは1週間前におこなわれた第1戦も42-13で制したため、トータルの結果で勝者となり、2023年ワールドカップの出場権獲得となった。

トンガのシオネ・トゥイポロトゥにタックルするサモアのマイケル・アラアラトア主将(Photo: Getty Images)

「オセアニア1」として出場権をつかんだサモアは、本大会では日本、イングランド、アルゼンチンと一緒のプールDに入ることが決定。日本とは3大会連続同組で戦うことになる。

 プールDにはそのほか、「アメリカ地区2」が入る。
 南米では現在、第2次予選がおこなわれており、ウルグアイ、ブラジル、チリの間で熱闘が繰り広げられる。カナダとアメリカ(USA)が激突する北米予選は今年9月に開催される予定。そして、南米予選で1位になったチームと北米予選の1位チームが激突し、勝った方は「アメリカ地区1」として出場権獲得となり、本大会ではニュージーランド、フランス、イタリアなどと一緒のプールAに入る。負けた方は「アメリカ地区2」をかけたプレーオフに進むこととなり、南米予選2位×北米予選2位の勝者と対戦し、そこで勝ったチームが「アメリカ地区2」として日本などと一緒のプールDに入る。

 一方、トンガはオセアニア予選で敗れたものの、まだチャンスは残っており、7月24日にクック諸島とのプレーオフに臨む(ワールドカップ予選を兼ねた2021オセアニアカップが新型コロナウイルスの影響で中止となったため、同大会参加を予定していたチームのなかでランキング最上位だったクック諸島がプレーオフ進出)。そして、トンガ対クック諸島の勝者は、アジア予選(香港、韓国、マレーシアが参加予定)の1位チームとプレーオフ対決となり、フランス行きの切符を争う。

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