東京オリンピックに臨むラグビー（7人制）男子日本代表の藤田慶和が、7月9日に大会本番への意気込みを語った。
「5年前のリオ五輪はバックアップメンバーに入ったものの試合に出られずに本当に悔しいオリンピックだった。メンバーに選出されて、いまはすごくうれしいが、外れた選手たちもいる。その思いも背負って戦っていかなければいけない責任感を感じている」
リオ五輪ではバックアップメンバーの松井千士と、「次の東京オリンピックには2人で出よう」と誓い合った。その後、トップリーグ（パナソニックワイルドナイツ）、サンウルブズ、セブンズでプレーを続けてきた。しかし、ケガにも苦しみ、思うように力を発揮することができない日々が続いた。
「リオ五輪の時は、自分のことしか考えることができずに、悔しいという思いしかなくて、自分の感情が先に出てしまっていた。この5年間、いろいろな経験をしてきた。これまでの人生で、経験がなかったくらい苦しかった時期もあるけど、多くの人の支えがあって、いま、ここに立てている。その経験を活かし、全力でしっかり戦っていきたい」
東京スタジアムで開催されるラグビーは、全試合無観客試合での開催になってしまったが、「内定が決まってから、たくさんの方からお祝いのコメントをいただきました。やっとスタートラインに立てたばかりなので、しっかり準備をして、セブンズファミリーとして戦って、やるからには一番、いい色のメダルを目指していきたい」と、意気込みを語った。
■プールA： ニュージーランド、オーストラリア、アルゼンチン、韓国
■プールB： フィジー、イギリス、カナダ、日本
■プールC： 南アフリカ、アメリカ、ケニア、アイルランド
７月26日（月）9:00 プールＢ 日本vsフィジー
７月26日（月）16:30 プールＢ 日本vsイギリス
７月27日（火）9：00 プールB 日本vsカナダ
７月27日（火）順位決定戦
７月28日（水）順位決定戦、決勝
▼東京2020オリンピック ラグビー 試合スケジュール
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