廃部が決まったコカ・コーラレッドスパークスから、新たに2人の移籍先が決まった。
Honda HEAT(ホンダヒート)が7月1日、2021-2022シーズンの新加入選手およびスタッフ追加を発表し、レッドスパークスに6年間在籍したプロップの日比野壮大(29歳)と、アナリストである山口真澄がHonda HEATの一員になることが明らかになった。
現役を続けるチャンスをもらった日比野は、「Honda HEATの一員として新たなラグビーキャリアを歩めることをとても嬉しく思います。感謝の気持ちとチャレンジ精神を胸にチームに貢献できるよう頑張ります」と、希望を抱いて活躍を誓う。
分析力を新天地で活かすことになる山口は、「コーチングスタッフと連携し、チーム、そして選手たちが最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、自分の業務を遂行していきたいと思います。HEATでの日々の仕事、そして鈴鹿での生活を全力で楽しんでいきます! よろしくお願いいたします」とコメントした。
そして、新加入選手としてもうひとり、ニュージーランドのワイカト大学ラグビークラブで2016年~2019年にかけてプレーした経験を持つフッカーの西澤将太(24歳)もHonda HEAT入団が決まり、「Hondaでプレーできる機会をもらえて光栄に思います。本当に嬉しいです。この素晴らしいチーム、そしてHondaという会社に誇りに思ってもらえるようなプレーができるのを楽しみにしています」とコメントした。
2021-2022シーズンのHonda HEATは、BKコーチから昇進した上田泰平ヘッドコーチが率いる新体制となり、指揮官と同じく元日本代表の伊藤鐘史(前 京都産業大学監督)らがコーチングスタッフとして新たに加わっている。キャプテンも新しくなり、帝京大学出身で4年目のFL古田凌が務める。