2023年のラグビーワールドカップへ向けて再始動した日本代表。
6月26日のブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦でも、英国とアイルランドの一流選手を集めて4年に一度結成されるドリームチームに対して、日本代表の選手たちは強靭な肉体で素晴らしい戦いを見せてくれた。
2019年のラグビーワールドカップでも日本代表に帯同して、史上初となるベスト8進出を支えたストレングス&コンディショニングコーチの太田千尋氏が、日本代表チームもおこなっているトレーニング・メニューの一例を紹介する実用書『競技力が上がる体づくり ラグビーのフィジカルトレーニング』(太田千尋/著 臼井智洋/協力)を発売した。
トレーニングの端的な説明と強化項目をわかりやすい写真で紹介。目安となる1セットあたりの時間や、トレーニングの目的や効果、ラグビーのどんなプレーに対応するかなどが項目ごとに表記されている。メディカルプレップ30項目、フィジカルプレップ28項目、スキルプレップ20項目、コンディショニング6項目と多数紹介。
ラグビーの競技力アップに役立つ、体づくりのトレーニングを紹介。まずは、「メディカルプレップ」で土台づくりをして、次に「フィジカルプレップ」で基礎的な筋力やスピードを高め、「スキルプレップ」を通して、より競技に即した能力を高める構成になっている。
2020シーズンにはサンウルブズのアシスタントストレングス&コンディショニングコーチとしてチームに帯同。現在はBring Up Rugby Academyでのコーチ活動に加え、御所実業高校をはじめ全国各地の高校でストレングス&コンディショニングコーチとして指導をおこなっている臼井智洋コーチが実演。
中学生、高校生、全てのラグビープレーヤー、そして多くの指導者にも届けたい「ラグビー力をつけるための参考書」として、持っておきたい1冊だ。
ラグビーのフィジカルトレーニング (競技力が上がる体づくり) | 太田千尋, 臼井智洋 |本 | 通販 | Amazon