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パナソニックにブレイクダウンの達人、ボーシェー加入! アソ、アボットも

2021.06.28

チーフスのバックローとして活躍してきたハードワーカー、ラクラン・ボーシェー。(写真/Getty Images)


 ニュージーランドには、才能の流失と嘆く人も多くいるだろう。
 スーパーラグビー、チーフスのバックローとして活躍するラクラン・ボーシェーが2022年1月に開幕する日本の新リーグでプレーする。
 6月28日、パナソニック ワイルドナイツが発表した。

 ボーシェーはオールブラックスにはなっていないが、将来を嘱望されてきた26歳だ。
 191センチ、104キロのサイズでオープンサイドFLとして活躍する。2020年シーズンはチーフスのプレーヤー・オブ・ザ・イヤーに選出される働きぶりで、オールブラックスの選考を兼ねた北島×南島の候補にも入った。

 しかし、試合への出場はならなかった。
 ブレイクダウンの達人で、リンクプレーのうまいボーシェー。2019年のワールドカップでイングランドに敗れたオールブラックスは、パワフルな3列を求めているようだ。
 そんな選考基準から漆黒のジャージーに届かぬボーシェーに対しては、現地でも同情する声が多い。

 2016年のデビュー以来、チーフスでのスーパーラグビーキャップは60に到達。現地メディアはパナソニックとの契約は2年と伝えている。
 NZの国内州対抗選手権をタラナキの一員として戦い、11月に来日予定とも報じられた。

 パナソニックはボーシェーの他に、ハリケーンズでスーパーラグビー50キャップ超の経験を持つCTB/WTBのヴィンス・アソが加わることも発表した。
 宗像サニックスに2年在籍し(その前はコカ・コーラ)、ハリケーンズとサンウルブズで50超のスーパーラグビーキャップを持つマーク・アボットもワイルドナイツの一員となる。

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