ラグビーリパブリック

福岡堅樹は医師、三上匠は建築の道へ。パナソニックが退団者発表。

2021.05.28

左から福岡堅樹、三上匠、森谷圭介



 パナソニックワイルドナイツが5月28日に退団選手を発表した。
 順天堂大学医学部に学び、医師になることを志しているWTB福岡堅樹のほか、8シーズン在籍したLO三上匠、サンウルブズのラストシーズン(2020年)に活躍したCTB/FB森谷圭介(5シーズン在籍)、南アフリカ出身のハロルド・フォスター(3シーズン在籍)、SH小西大樹(2シーズン在籍/2010-’13にも在籍。’14-’18は豊田自動織機)がチームを離れる。

 それぞれが新しい道へ踏み出す。森谷、小西は新天地でのプレー続行を望んでいる。フォスターも母国へ戻り、プレーの場を探す。
 三上は、建築の道に進む。

 三上は引退に際し、「ワイルドナイツの選手としては公式戦に出られない期間の方が多かったですが、このチームの一員でいられた事をとても誇りに思います。私のラグビー人生において携わっていただいた、全ての人に感謝しています。ありがとうございました」と感謝のメッセージを残した。青森で家業を継ぐ予定だ。

「チームの理解もあり、現役中に二級建築士の資格を取得する事ができました。別の世界に飛び込むことはとても不安ですが、早く一人前になり家族をしっかり支えていきたいと思います。また、これまで培ったラグビーの知識と経験を地元の高校生や大学生に伝えていく事も私の使命だと感じております」

 トップチームで得たものを今後の人生に活かし、後進にも伝える。故郷で新たに始まるストーリーも楽しみだ。


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