1か月後にブリティッシュ＆アイリッシュ・ライオンズ戦などを控える男子日本代表の別府合宿が昨日から始まったが、5月28日から合流予定だったサントリーサンゴリアスのWTB江見翔太が、けがのため離脱することになったと、日本ラグビー協会が発表した。
代わりに、トヨタ自動車ヴェルブリッツのWTB高橋汰地が追加招集されている。
24歳の高橋は、2季目の参戦となった今年のトップリーグで開幕からヴェルブリッツの14番をつけて活躍し、リーグ戦で4トライを記録。プレーオフトーナメントでも勝負強さを発揮し、2回戦から3試合連続でトライゲッターとなり、準決勝ではパナソニック ワイルドナイツに敗れたものの、持ち味のスピードと強さで3人のタックラーをかわしてフィニッシュするなど躍動した。
高橋は惜しくもトップリーグ2021のベストフィフティーンには選ばれなかったが、WTB部門での投票結果は、受賞した福岡堅樹（パナソニック）、テビタ・リー（サントリー）に次ぐ3位だった。