ラグビーリパブリック

ヴィリー・ブリッツら11選手がNTTコム退団。リース エドワードHCも。

2021.05.26

多くのファンに愛されたヴィリー・ブリッツ。(撮影/桜井ひとし)



 5月26日、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスが退団選手を発表した。

 中大から加入して10シーズン在籍したNO8山下弘資は、「10年間お世話になったシャイニングアークスを退団することは寂しいですが、今後はOBとして現役選手の応援はもちろん、社業でも活躍できる人材になりたいと思っております」とコメントを発表した。

 成蹊大出身で、4シーズン在籍したWTB大芝優泰は「この4年間シャイニングアークスで過ごした日々が、私の人生においてどれだけ刺激的なものであったかということを、チームから離れたことで改めて感じております」とし、山下同様、社業に専念する。

 FL/NO8ヴィリー・ブリッツは6シーズン在籍し、ファンに愛される存在だった。
 サンウルブズでの活躍も記憶に残る。

 ブリッツは「私は心から日本のサポーターたちは世界一であると言うことが出来ますし、この6年間、私とチームを支えてくれたことに本当に感謝しています。シャイニングアークスで長い間活動し、世界中からやってきた素晴らしい選手たちと一緒にプレーして、友人、そして家族になれたことは大変光栄でした。そのことに、一生感謝し続けます。日本でプレーする機会を与え、素晴らしい国と、誇り高く尊敬される日本人の文化を経験する機会をくださった、NTTコミュニケーションズに感謝しています」とのメッセージの最後に「マタネ」。新天地でのプレーを希望している。

 WTBの鶴谷知憲もプレー続行を希望している。
 シャイニングアークスのファンへの感謝の気持ちとともに、「今シーズン一年は膝の前十字靭帯断裂という怪我から復帰し、ラグビー的にも人間的にも一番成長できた一年だったと思います。今後の事はまだ不透明ですが、いつかはラグビーで学んだことを次の世代に還元する何かをできればと思っています」としている。
 SOクリスチャン・リアリーファノ、CTBトロケ マイケル、PRレイルア マーフィー、PR申友城、LOルイス・コンラディ、SOフレッチャー・スミス、SO/FBピリ・パラオネらも新しいチームでプレーを続けたい。

 また、ヒュー・リース エドワード ヘッドコーチ、ジョー・バラカット ディフェンスコーチ、新田博昭ハイパフォーマンスマネージャー、木村 みどりアシスタントトレーナー、亀村昇平アシスタントアナリスト、田中正二郎チーム総括らスタッフもチームを離れる。

Exit mobile version