トップリーグプレーオフ準決勝敗退で2020-21シーズンの戦いを終えたクボタスピアーズが5月21日、2年間在籍したタウモハパイ ホネティ(28歳)の退団を発表した。
スピアーズは4月21日にも、元主将の今野達朗ら4選手の退団を明らかにしている。
タウモハパイはトンガ出身で、日本国籍を取得しているWTB。花園大学を経て清水建設ブルーシャークスに加わり、セブンズ日本代表に選ばれたこともある。2019年にブルーシャークスからクボタスピアーズに移籍。
今季トップリーグでは開幕から3試合連続で背番号11をつけ、第3節のNTTコミュニケーションズシャイニングアークス戦では3トライを挙げるなどチームの勝利に貢献してきた。同試合で危険なプレーをしたためリーグ戦の残り4試合は出場停止となってしまったが、プレーオフトーナメントから戦列復帰。神戸製鋼コベルコスティーラーズとの準々決勝では序盤にトライを決めてチームに勢いをもたらし、サントリーサンゴリアスとの準決勝でも左WTBとしてフル出場し攻守に奮闘していた。