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2011W杯日本代表の宇薄が引退 元トップリーグ新人王の小瀧は東芝退団

2021.05.17

宇薄岳央(左)と小瀧尚弘


 東芝ブレイブルーパスは5月17日、日本代表キャップを持つ宇薄岳央や小瀧尚弘など6選手の勇退を発表した。

 35歳でチーム最年長だった宇薄は13年間在籍。日本代表WTBとして7キャップを獲得しており、2011年のワールドカップにも出場した。7人制日本代表にも選ばれるなど経験豊富で、今後はブレイブルーパスのスタッフに転向する。

 帝京大出身のパワフルなLOである小瀧は、2015-16シーズンのトップリーグ新人賞に選ばれ、2016年には日本代表デビューを果たし、これまで10キャップを獲得している。サンウルブズの一員として国際大会のスーパーラグビーも経験。今季トップリーグでは東芝の全8試合に出場(5試合先発)していた。28歳とまだ若く、現役を続ける予定で、移籍することになりそうだ。

 そして、12年間在籍したFL山本紘史(35歳)と11年間在籍したCTB渡邊太生(33歳)も退団が決定。元7人制日本代表でもあるこの2人は、引退して社業に専念する。

 外国出身選手では、韓国代表のLOヤン・デヨン(28歳)とスコットランド出身のLOサム・トムソン(27歳)が退団することになった。

 また、今季開幕から2試合続けて背番号12で出場したものの、個人的事情で母国のニュージーランドに帰国し、新型コロナウイルスの影響などもあって日本に戻ることができなくなったCTBティム・ベイトマン(33歳)も4月20日に退団が発表されていた。

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