ラグビーリパブリック

東京五輪7人制ラグビーの最終予選組分け決定 6月にモナコで男子1枠・女子2枠を争う

2021.05.12

欧州予選で2位だった女子ロシア代表。強化試合を経て最終予選に臨む(Photo: Getty Images)


 東京オリンピック(7人制ラグビー)への出場権をかけて6月19、20日にモナコで開催される最終予選の組み合わせが決まった。
 今夏開催予定の東京オリンピックには、男・女それぞれ12チームが出場することになっており、残りは男子1枠、女子2枠となっている。

 最終予選には、6つの地域予選でオリンピック切符を獲得できなかった上位チームが参加。
 男子は、南米予選で2位だったブラジルとアジア予選3位の中国が新型コロナウイルス等の影響により出場を辞退したため、10チームが参加することになった。
 ブラジル代表は7人制と15人制を兼ねる選手が多く、1週間後にはワールドカップ2023南米予選のパラグアイ戦があるため、選手への過度の負荷を懸念し、15人制に集中することを決めた。男子ブラジル代表は、2016年に自国のリオデジャネイロで開催されたオリンピックに出場したが、15人制のワールドカップにはまだ出場したことがなく、現在世界ランキング26位の同代表は2023年大会で初出場を目指している。

 東京オリンピック最終予選の男子は、5月11日の抽選会で5チームずつの2組に振り分けられた。それぞれ総当たり戦をおこない、各上位2チームがノックアウトステージに進み、優勝したチームが東京行きの飛行機を予約することになる。

<男子>
■プールA:サモア、アイルランド、トンガ、ジンバブエ、メキシコ
■プールB:フランス、香港、チリ、ウガンダ、ジャマイカ

 女子は12チームが参加して4チームずつの3組に分かれ、それぞれ総当たり戦を実施し、各プールの1位と2位、そして3位チームのなかで成績上位2チームがノックアウトステージに進み、2枚の東京オリンピック出場権を争う。

<女子>
■プールA:ロシア、アルゼンチン、メキシコ、サモア
■プールB:パプアニューギニア、カザフスタン、ジャマイカ、チュニジア
■プールC:フランス、香港、コロンビア、マダガスカル

 最終予選はモナコのスタッド・ルイ・ドゥでおこなわれる。

Exit mobile version