日本ラグビー協会は5月10日、ジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチ率いる日本代表が7月3日にアイルランド代表と対戦することが決定したと発表した。
この試合は両チームともキャップ対象のテストマッチとなり、日本代表は6月26日のブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦(スコットランド/エディンバラ、マレーフィールド)後にアイルランドへ移動し、ダブリンのアビバスタジアムで対戦する。
5月6日に発表された2021ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズのスコッドにはアイルランド代表から8人が選ばれており、相手は多くの主力選手を欠くが、ライオンズには落選したもののLOジェームズ・ライアンやCTBギャリー・リングローズなど若手・中堅のスターはたくさんおり、2019年ワールドカップ(プールA/日本代表 19-12 アイルランド代表)のリベンジも含めて今回のテストマッチに強い気持ちで臨むことが予想され、タフな戦いになりそうだ。
藤井雄一郎・日本代表ナショナルチームディレクターは、「コロナ禍での久しぶりのテストマッチに、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズに続いて、強豪のアイルランド代表と対戦できますことを、チーム全員喜んでおります。関係者の方々のご尽力に心より感謝申し上げます。7月のシーズンに日本のファンの皆様の前で試合ができないことは大変残念でありますが、試合に臨めることに感謝し、しっかりと強化して戦ってまいります。アイルランド代表は日本代表にリベンジするために、相当な覚悟で準備してくるものと思われます。日本代表は更にタイトなワンチームとなってアイルランド代表に挑みます。引き続きラグビー日本代表を応援くださいますようお願いいたします」とコメントした。