ラグビーリパブリック

日本代表候補にNECの中嶋大希と近鉄のセミシ・マシレワ追加

2021.04.28

中嶋大希(左)とセミシ・マシレワ


 日本ラグビー協会は4月28日、2021年度男子日本代表候補にNECグリーンロケッツのSH中嶋大希(25歳)と近鉄ライナーズのWTBセミシ・マシレワ(28歳)を追加することが決まったと発表した。日本代表のジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチは4月12日に候補選手52名を明らかにしており、合計54名となった。

 中嶋は流通経済大学の3年生だった2016年にアジアラグビーチャンピオンシップの韓国戦で日本代表デビューを果たしており、これまでに2キャップを獲得している。今季はNECの共同主将を務め、トップリーグプレーオフトーナメントの2回戦(vs サントリー)では3トライを挙げるなど活躍した。

 マシレワはフィジー出身で、ニュージーランドやオーストラリアでプレーしたあと2017年に近鉄に加入。2018年と19年にはスーパーラグビー日本チームのサンウルブズでも活躍し、2019年大会では世界的トッププレーヤーたちにまじってトライランキング4位となる11トライを挙げたフィニッシャーだ。今季近鉄ではリーダーも務めた。

 日本代表の最終スコッド35名は、トップリーグプレーオフ決勝の翌日、5月24日に発表される予定。
 日本代表は6月、4年に一度結成されるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズなどとの対戦が予定されている。

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