4月28日から5月5日にかけ、福岡県宗像市・グローバルアリーナで無観客での開催を予定していた「サニックス ワールドラグビーユース交流大会 2021」は、中止が決まった。4月24日に日本ラグビー協会や一般財団法人サニックススポーツ振興財団など共催団体が公式に発表。
新型コロナウイルス感染症の拡大状況および政府の緊急事態宣言を受け、高校生のチームを集めた大会の実施は安全性の観点から避けるべきと考え、中止を決定したという。
一方、5月1日、2日に開催予定の「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2021」第1戦・東京大会は、無観客で実施することが決まった。日本ラグビー協会によれば、同大会はJAPAN RUGBY TV (https://www.youtube.com/user/jrfuofficial)でのライブ中継を予定している。
そして、4月25日には緊急事態宣言が発出された東京都と大阪府でトップリーグのプレーオフトーナメント2回戦が予定されており、同地域でのイベントは原則無観客での開催が要請されているが、日本ラグビー協会は、急きょ無観客開催での実施による混乱を避けることから、国・関係自治体への相談等を経て、25日の開催は有観客にて実施することを決定した。
なお、来場者へは「マスク着用の徹底」「アルコール飲料持ち込みの禁止」「入場時の検温、消毒等への協力」「場内飲食の際の飛沫飛散への配慮」「大声を出しての声援の禁止」「観戦前後の会食の自粛」など、感染予防対策への協力を呼び掛けている。