ラグビーリパブリック

日本協会が「スポーツ・フォー・トゥモロー」認定事業 サーキットトレーニング動画公開

2021.03.20


 日本ラグビー協会は、日本政府が推進する国際貢献事業「SPORT FOR TOMORROW(スポーツ・フォー・トゥモロー)」のイニシアティブのもと、アジア各国のユース世代とその年代を担う指導者、協会関係者をターゲットにしたサーキットトレーニング動画を公開した。

 「スポーツ・フォー・トゥモロー」とは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される年までに、開発途上国を中心とした100か国・1000万人以上を対象に日本国政府が官民連携で推進する、スポーツを通じた国際貢献事業。
 日本ラグビー協会では2016年から「スポーツ・フォー・トゥモロー」認定事業として、アジア各国向けのラグビーを通じた協力事業を継続しておこなっている。コロナ禍の2020年には、ヨルダンと秋田県能代市をオンラインでつないだラグビー普及活動を実施した。

 今回は、元日本代表キャプテンである菊谷崇氏の協力のもと、いまだに新型コロナウイルス感染症の多大な影響を受けているアジアのラグビーの仲間に向けて、安全にスポーツができる状態に体のコンディションを戻し体力をつけていくプログラムの提供を目的に、各自がトレーニングで活用できる12種類のサーキットトレーニング動画を制作し、オンライン上で公開した。

 菊谷氏は、「この動画をアジアの仲間に広く使ってもらえることを願っております。そして、こういった取り組みを通じ、アジアの仲間とさらに交流を深めていけましたら幸いです」と希望を抱く。自身が運営に参画しているアカデミー(Bring Up)においても、ミャンマーの孤児院の子どもたちをオンライントレーニングに招待するプログラムなどを実施しているそうで、「このような各種活動を通じて、コロナ禍の厳しい環境のなかにおいても、アジアの子どもたちが前向きにトレーニングを続けられるよう、引き続き支援していきたいと考えています」とコメントした。


<サーキットトレーニング動画>
日本ラグビー協会の公式YouTubeチャンネル「Japan Rugby TV」で視聴できます。
▼JSC×JRFU “SPORT FOR TOMORROW” 自宅でできるサーキットトレーニング プレイリスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLbfKYaz0oD0Z14AZpXsrxUPAsKj60xmt3

Exit mobile version