3月13、14日におこなわれたトップリーグ2021の第4節は、13日に2試合が雷の影響で中止となったものの(代替試合は次週に決定)、各地で熱戦が繰り広げられた。
キヤノンはヤマハを倒して今季初勝利。三菱重工相模原はNTTコムとドローに持ち込んだ。絶好調のNTTドコモは、敗れはしたがパナソニックと接戦を演じ、リコーは神戸製鋼を1点差まで追い詰めた。
7節あるリーグ戦も折り返し。ここから1週間のBYE WEEKを挟み、残り3節で全勝チーム同士の激突が始まっていく。
レッドカンファレンス、ホワイトカンファレンスの首位通過はどこだ!?
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☆レッドカンファレンス
レッドカンファレンスは、クボタが4戦全勝の勝ち点19で首位に立っている。トヨタ自動車も4戦全勝。勝ち点も同じで、得失点差で2位に回った(99と93でその差わずか6)。クボタは失点を55に抑え(1試合平均13.8失点)、トヨタ自動車がカンファレンス最高の187得点を挙げている(1試合平均46.8得点)。もし両者がこのまま勝利を積み重ねると、4月11日の最終節で全勝対決の大一番となる。
それに待ったをかけるのが、1試合中止となり3戦3勝のまま勝ち点15で3位につけるサントリーだ。得失点差は150で断トツの1位。得点は3試合で181得点と4試合を終えたトヨタ自動車と横一線。失点も1試合平均10.3とカンファレンス最少に抑えている。
4位には、4節で三菱重工相模原に痛恨のドローを許したNTTコムが1勝2敗1分で勝ち点7と上位3チームからやや差が開いた。
首位争いは上位3チームが有力か。だが4戦全敗に沈む宗像サニックス、Hondaも黙ってはいないだろう。アップセットに期待したい。
☆ホワイトカンファレンス
ホワイトカンファレンスはレッドカンファレンス以上に順位争いが熾烈だ。4戦全勝はパナソニックと神戸製鋼。それぞれ勝ち点19、18で1、2位につけている。
キヤノン、リコーに勝利するなど、快進撃を続けるNTTドコモは3勝1敗、勝ち点12で3位。悩めるヤマハ発動機が2勝2敗、勝ち点11で4位に入る。そのヤマハから勝利を挙げたリコー、キヤノンが5位、6位と続く。
リコーはNTTドコモに敗れるも、神戸製鋼を追い詰めた底力がある。ヤマハはここから現在の1位~3位までと戦う正念場。中位争いが熾烈だ。
首位争いでいえば、やはりパナソニックと神戸製鋼か。神戸製鋼とパナソニックの対決が第6節、神戸製鋼とNTTドコモの対決が最終節に予定されている。NTTドコモが三つ巴に持ち込めるかどうかも注目だ。
リーグ戦は第5節から、3月26日に秩父宮でおこなわれるナイター戦、東芝×NTTコムで再開される。
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Q1 レッドカンファレンス首位予想
Q2 ホワイトカンファレンス首位予想
Q3 これまでで最高のトップリーガーは誰?
締め切りは3月15日(月)です。
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