サントリーサンゴリアスは3月1日、今春大学を卒業し2021年4月1日付でチームに新加入する5人を発表した。
第57回全国大学ラグビー選手権大会(2020年度)準優勝の早稲田大学で副将を務めた下川甲嗣もそのひとり。2019年度は大学日本一に貢献したロック、フランカーで、U20日本代表やジュニア・ジャパンも経験している下川は、「プレーヤーとして大きくレベルアップし、チームに必要とされる存在になれるよう、日々精進して参ります」とコメントした。
そして、明治大学2年時に大学選手権優勝を成し遂げ、4年時は主将を務めたユーティリティFWの箸本龍雅と、副将だったロックの片倉康瑛もサンゴリアスに加わり最高峰を目指す。
FWの2列と3列でプレーできる箸本は、高校時代から注目された逸材で、U20日本代表、ジュニア・ジャパンでサクラのジャージーを着、2020年はサンウルブズ(スーパーラグビー日本チーム)のトレーニングスコッドに招集され貴重な経験を積んでいる。箸本は「先輩方のプレーをたくさん吸収し、少しでも早くチームの勝利に貢献できるように努力していきたいと思います」とコメントした。
ジュニア・ジャパン経験者である片倉もさらなる飛躍が期待され、「選手として成長し、チームの勝利に貢献できるよう日々猛進していきたいと思います」と決意を述べた。
バックスには2人加わり、2019年ユニバーシアードで日本代表(7人制)の共同キャプテンを任され、金メダルを獲得した仁熊秀斗(筑波大学)もサンゴリアスに加入。WTB、FBとして期待される俊足の仁熊は、「トップリーグでプレーできることをとても楽しみに思っています。サントリーサンゴリアスの勝利に貢献できるよう頑張ります」と意気込んでいる。
そして、大学選手権9連覇を誇る帝京大学でウイニングカルチャーを学んだ尾崎泰雅が、日本代表キャップ保持者の兄・晟也も所属するサントリーサンゴリアスの一員となる。ユーティリティBKの尾崎泰雅は、「サントリーサンゴリアスに貢献できるよう、日々努力し全力で取り組んでいきたいと思います」とコメントした。