2月26日・日本時間21時ごろ、ラグビー日本代表の幹部がリモートで会見を行った。
直前に発表された全試合の日程と会場の内容を受けて、藤井雄一郎ラグビー日本代表ナショナルチームディレクター(以下TD)は、メディアの質問を受けて「コーチ陣はやりやすいのではないか」とコメント。「今回は日程がしっかり空いているので、どういう順番でも対応はできると思う」とし、自チームの構築を第一に考えていく考えを明らかにした。
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––試合日程の間隔と対戦順について(*––部分はメディアの質問概要)
藤井TD「前回のW杯をいいかたちで終われた中、今回の対戦順はそれに近いものになった。一番強いチームが2戦目、初戦は一番順位が低いチーム、そして、最終戦に勝ち上がりを賭けて戦うチーム。これは前回同様の調整でよいので、コーチ陣にとってもやりやすいのではないか」
––中10日というところもあるが、長すぎるというやりにくさは?
「場合によってはケガ人も戻って来られる間隔。相手チームや自分たちの状況によるが、調整という意味では、10日は短くもないし、長過ぎるわけでもない」
––会場、開催都市の印象は
「サニックスでフランスに3週間遠征したことがあり、フランスはある程度知っている。また大会に向けてしっかりと合宿もすれば、調整していけると思う」
––ジェイミー・ジョセフHCとはどんな話をしたか
「事前にある程度情報は入っていたので、いろんな話をしているが、今回は中3日ではないので。間がしっかり空けば、対戦順がどうでも対応はできると思っている。決まったことに対して、しっかり準備する」
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会見に臨んだ藤井TDはいつも通りの落ち着いた表情。日本の試合インターバルは初戦後から順に中6日、10日、9日。先にワールドラグビーから発表された試合間隔の確保が各チームにとって大きな要素であったことが、あらためて印象付けられた。(日程につづく)