新型コロナウイルス感染拡大防止のため、国境を越えた移動についてフランス政府が懸念を表明したため中断していたヨーロピアンラグビー・チャンピオンズカップ(ハイネケン・チャンピオンズカップ)が、4月の第1週末に再開することが大会主催者から発表された。
トップ14(フランス)、プレミアシップ(イングランド)、プロ14(アイルランド、スコットランド、ウェールズ、イタリア)の上位チームが集まり、ヨーロッパ最強クラブを決めるこの大会は今季、出場24チームが2組に分かれてプールステージで各チーム4試合ずつおこなう予定だったが、1月の第3節と4節は中止になり、第2節を終えた時点でプールAとプールBの各上位8チームがノックアウトステージに進むこととなった。
16強入りしたのは以下のチーム。松島幸太朗が在籍するクレルモン・オーヴェルニュ(フランス)も戦いに残った。
【プールA】
レンスター(アイルランド)、ワスプス(イングランド)、ボルドー・ベグル(フランス)、ラ・ロシェル(フランス)、スカーレッツ(ウェールズ)、エディンバラ(スコットランド)、トゥーロン(フランス)、セール・シャークス(イングランド)
【プールB】
リヨン(フランス)、ラシン92(フランス)、トゥールーズ(フランス)、マンスター(アイルランド)、クレルモン・オーヴェルニュ(フランス)、ブリストル・ベアーズ(イングランド)、エクセター・チーフス(イングランド)、グロスター(イングランド)
ノックアウトステージの組み合わせ抽選は3月9日におこなわれ、4月2~4日に予定されている1回戦(ラウンド・オブ16)では同じリーグのチーム同士は対戦しない組み合わせとなる。準々決勝は、当初、ホーム&アウェイの2戦方式を計画していたが、フォーマット変更により一発勝負となり、4月9~11日におこなわれる。準決勝は4月30日~5月2日に開催される予定。決勝は5月22日で、マルセイユ(フランス)のスタッド・ヴェロドロームが舞台となる。