ジャパンラグビートップリーグに属するキヤノンイーグルスが2月8日、2021年度の新入団選手を発表し、元U20日本代表の津嘉山廉人(流通経済大学)、久保克斗(帝京大学)、猿田湧(明治大学)ら7選手の加入が明らかになった。
今春大学を卒業する選手たちは4月第1週から出場が可能となる。
プロップの津嘉山は、「キヤノンイーグルスの一員としてトップリーグという舞台でラグビーができることにとても感謝しています。少しでも早くチームに溶け込めるよう全力で声を出していきたいと思います。苦しいご時世の中ですが、ラグビーという素晴らしいスポーツで少しでも世の中を明るくするために頑張っていきたいと思います」と抱負を述べた。
津嘉山とともにジュニア・ジャパンも経験しているロックの久保は、「トップリーグでラグビーができることがとても嬉しいです。ここにくるまでたくさんの人がサポートをしてくださり、感謝しかありません。恩返しは、試合に出てプレーをすることだと考えているので、日々努力し、精進していきます」と誓う。
フルバックの猿田は、「キヤノンイーグルスという素晴らしいチームのもと、トップリーグでラグビーをできることに感謝しています。今の自分があるのは、たくさんの方々の支えのおかげだということを忘れずに、ルーキーらしくエネルギッシュにプレーしたいと思います」とコメントした。
猿田と同じ明治大学からは、フッカーの三好優作もキヤノン入りとなり、「幼少期からの夢であったトップリーグでプレーができる環境に身を置けることに感謝しながら、自分の持ち味のコンタクトとスクラムでチームに貢献していきます」と意気込む。
フォワードではもうひとり、東海大学の主将を務めたナンバーエイトの吉田大亮がキヤノンに加入。「リーダーシップ、コンタクト、ランでチームに貢献して、キヤノンイーグルスに関わる皆様からの信頼を勝ち取っていきたいです。何事にも1番を目指してチャレンジします」と燃えている。
バックスには、流通経済大学のセンターとして活躍したヴィリアメ・タカヤワもイーグルス入りが決定。フィジー出身のパワフルなランナーであるタカヤワは、「自分の強みはランスピードと鋭いタックルです。少しでも早く試合に出てチームの勝利に貢献し活躍できるように全身全霊頑張ります」とコメントした。
そして、久保と同じ帝京大学からはウィングの薬師寺晃もキヤノンイーグルスの一員となり、「日本一に向け一日でも早くチームに貢献できるよう、自分にできることを考え続けて日々の鍛錬を怠らず献身してまいりたいと思います。同期含め、チームメイトとなる先輩方とラグビーができることがとても楽しみです」と述べ、国内最高レベルの舞台に挑む。