ラグビーリパブリック

コロナ禍における安全な大会運営へ トップリーグとロゴスがオフィシャルパートナー協定締結

2021.02.03


 日本ラグビー協会は2月3日、コロナ禍における安全な大会運営のためのパートナーシップとして、株式会社ロゴスコーポレーションとオフィシャルパートナー協定を締結したと発表した。

 コロナ禍での開催となるジャパンラグビー トップリーグ2021では、試合会場の全ての人の健康と安全を守る大会運営が求められ、体調不良やけがなどをした観客への処置の前に実施するスクリーニング用テントや簡易ベッド、観客用の医務室が無い会場においては処置用のテント、また負傷した選手を運ぶ担架スタッフの防護服などを、ロゴスコーポレーションから提供してもらうという。

 契約期間は2021年1月1日~2021年7月31日。

 ロゴスコーポレーションの柴田茂樹代表取締役社長によれば、同社はこれまで、レインウエアの製造技術で緊急対応した『使い切りガウン』を全国の医療・救急機関へ約9万着寄付してきたという。ロゴスのキャンプ用品が医療従事者やトップリーグの役に立てることを大変誇りに思うとし、「私たちの命を守る医療従事者の皆様に尊敬と感謝をし、共に協力してコロナを終息させましょう」とコメントした。

 ジャパンラグビートップリーグの太田治チェアマンは、「コロナ禍における安全な大会運営は、我々トップリーグにとって現在最も重要な使命と考えております。その目的に対して、この度ジャパンラグビートップリーグは株式会社ロゴスコーポレーションとオフィシャルパートナー協定を締結しました。会場にいらっしゃるお客様・選手・スタッフ全てが安心して試合をおこない観戦ができる環境を作っていくことに注力してまいります」と述べ、2月20日から始まるトップリーグ2021の準備を進めていく。