ラグビーリパブリック

近鉄に天理大のシオサイア・フィフィタなど6選手新加入

2021.02.01

左から天理大CTB・シオサイア・フィフィタ、帝京大WTB・木村朋也

 近鉄ライナーズは2月1日、2021年度に新加入する今春大学卒業の6選手を発表した。

 昨季はサンウルブズで夢のスーパーラグビーデビューを果たし、今季は副将として天理大を初優勝に導いた、CTBシオサイア・フィフィタが近鉄に加入する。「大好きな関西でもう一度プレーできることを嬉しく思います。まだまだ未熟ですが、自分の持っているものを最大限に発揮できるよう日々努力していきます」とコメントした。

 また帝京大からは快速WTB木村朋也がライナーズの一員になる。2017年度の大学選手権で9連覇を達成した決勝にも、1年生ながら先発出場。2018年の関東大学対抗戦では14トライを記録してトライ王に輝くなど、チームの核となった脅威のステッパーだ。「歴史あるチームに入団できたことを心より嬉しく思います。自分だけでは成し得ないことを、チーム一丸となり目標に向かって頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。

 大卒選手ではほかに、帝京大のCTB岡村晃司、東海大で副将を務めたSH中村友哉、流経大で副将を務めたHO松田一真、同志社大のPR文裕徹が加入する。流経大のHO松田は「幼い頃から見ていた伝統ある近鉄ライナーズに入団できることを誇らしく思います。素晴らしい環境の中でチャレンジできるのがとても楽しみです」と語った。

近鉄は大型補強に成功。写真は天理大CTB・シオサイア・フィフィタ(撮影:松本かおり)
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