リコーブラックラムズは2月1日、2021年度新加入する今春大学卒業の3選手を発表した。天理大PR谷口裕一郎、早大WTB古賀由教、大東大SH南昂伸が加入する。
大学選手権で圧巻の天理大スクラムを牽引した1番PR、谷口裕一郎がリコーの一員となる。高校日本代表、U20日本代表、ジュニア・ジャパンに選出されるなど、世代トップのPRだ。昨年はサンウルブズのトレーニングスコッドにも招集された谷口は「トップリーグでの優勝に貢献できるよう、また選手としても成長し続けられるよう頑張りたい」と意気込んだ。
また大学選手権の決勝で天理大と対戦した、早大WTB古賀由教もブラックラムズに加入する。古賀もまた谷口と同様、U17、高校、U20日本代表と世代のトップを走ってきた。1年時から早大でスタメンを張ったスピードスターは「これまで出会った全ての方々と家族に感謝して、これからも大好きなラグビーを精一杯楽しみます。そしてブラックラムズの勝利に少しでも貢献できるよう頑張ります」と決意を述べた。
さらに大東大からは今季主将を務めたSH南昂伸が加入する。今季はケガの影響で開幕戦のみの出場となったが、1年時から9番を背負ったスキッパーだ。御所実時代はWTBを務めたスピードは武器。7人制ユニバーシアード、7人制日本代表にも選ばれている。「一年目らしく、自分の持っている力を存分に出して、チームに少しでも貢献できるように頑張ります」とコメントした。