教え子たちが立ち上がった。
指導者として多くの人材を育ててきた小沢克年さんが腎不全に苦しんでいるからだ。支援の会を設立して募金活動をおこなっている。
小沢さんは2018年11月、体調不良を訴え藤沢市民病院で受診した。腎不全(ステージ5)が発覚し、即日入院となった。
症状が進行しており、余命8年と宣告される。現在、あと5年以内に移植手術をしないと命の危険があると言われている。
日大藤沢高でラグビーを始め、3年時には花園予選準優勝。国体選手に選ばれ、神奈川県代表チームの全国準優勝の力となった小沢さん。
進学した日体大では3年時に対抗戦グループ優勝、大学選手権準優勝。4年時には主将を務めた。U23日本代表にも選出された。
卒業後は日本アイ・ビー・エムに入社し、NZ留学を経て、1996年に母校・日大藤沢高のラグビー部コーチに就いた。2005年に前監督の跡を継ぎ3代目の監督に。2018年に退任、東海大のコーチを務めていた。
現在もラグビー指導現場への復帰意欲を持ち続けている。「小沢克年を救う会」を通して、是非サポートを。