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東京オリンピック7人制ラグビーの世界最終予選 来年6月にモナコで開催決定

2020.12.18

男子の欧州予選で2位だったフランスと3位のアイルランドは敗者復活戦にかける(Photo: Getty Images)


 東京オリンピック出場をかけた7人制ラグビーの世界最終予選(敗者復活戦)は、2021年6月19日、20日にモナコで開催されることが決まった。国際統括団体のワールドラグビーが公式に発表。男子は残り1枠、女子は2枠をめぐる最後の戦いとなる。

 東京オリンピックの7人制ラグビーには、男女それぞれ12か国・地域の代表チームが出場することになっており、開催国・日本のほか、ワールドラグビーセブンズシリーズで切符を獲得したチーム、各地域の予選を勝ち抜いたチームが出場を決めている(出場権獲得チームは下記)。

 世界最終予選で1枚の切符をかけて戦う男子チームは、中国、香港(アジア)、サモア、トンガ(オセアニア)、ウガンダ、ジンバブエ(アフリカ)、フランス、アイルランド(欧州)、ジャマイカ、メキシコ(北米)、ブラジル、チリ(南米)。

 女子は最後の2枠を争うことになり、香港、カザフスタン(アジア)、パプアニューギニア、サモア(オセアニア)、マダガスカル、チュニジア(アフリカ)、ロシア、フランス(欧州)、メキシコ、ジャマイカ(北米)、コロンビア、アルゼンチン(南米)が挑む。

 一方、東京オリンピックへ向けての貴重な準備・強化の場となるワールドセブンズシリーズは、新型コロナウイルスの影響により2021シーズンのスケジュールは不確かなままだが、4月に開催を予定していたシンガポールセブンズは10月29~30日に、香港セブンズは11月5~7日に変更となった。一方、フランス大会は調整の末、オリンピック前の5月下旬に開催されることになった。
 ワールドセブンズシリーズ2021のスケジュールは新年の初頭に発表される予定。


<東京オリンピック出場決定 男子:11チーム>
日本(開催国)、フィジー、アメリカ、ニュージーランド、南アフリカ(以上、ワールドセブンズシリーズ2018-2019のトップ4)、韓国(アジア)、オーストラリア(オセアニア)、ケニア(アフリカ)、イギリス(欧州)、カナダ(北米)、アルゼンチン(南米)

<東京オリンピック出場決定 女子:10チーム>
日本(開催国)、ニュージーランド、アメリカ、カナダ、オーストラリア(以上、ワールドセブンズシリーズ2018-2019のトップ4)、中国(アジア)、フィジー(オセアニア)、ケニア(アフリカ)、イギリス(欧州)、ブラジル(南米)

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