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サンウルブズBKのダーガビルがヤマハ入団 「決め手は大久保ヘッドコーチ」

2020.12.10

今年サンウルブズでプレーしたジェームス・ダーガビル(撮影:Hiroaki.UENO)


 ジャパンラグビートップリーグチームのヤマハ発動機ジュビロは12月10日、今年サンウルブズのメンバーだったオーストラリア出身のユーティリティBK、ジェームス・ダーガビル(28歳)の2020年度入団が決まったと発表した。

 身長187センチ、体重94キロで、センター、ウイング、フルバックでプレーできる。

 新型コロナウイルスの影響で今年のスーパーラグビーは3月中旬で中断、6試合しか戦えなかったが、ダーガビルは5試合に先発出場。背番号15をつけて臨んだ2月1日のレベルズ戦ではトライを記録し、サンウルブズ初の開幕戦勝利に貢献した。かつて母国のブランビーズでもプレーしたことがあり、スーパーラグビーでは通算40試合出場の経験がある。
 2019年度はパナソニック ワイルドナイツに短期在籍し、カップ戦でプレーした。

 ダーガビルはヤマハ発動機ジュビロの公式サイトで次のようにコメントしている。

「以前、パナソニックに所属していたので、ヤマハの試合は映像で見たことがあります。全員がハードワークし、特に日本人選手に主軸となる選手が多い印象を持っていました」

 ヤマハ入りは、今年サンウルブズで指揮を執った大久保直弥ヘッドコーチがヤマハのヘッドコーチに就任したことが大きく影響している。

「入団の決め手は大久保ヘッドコーチ。サンウルブズで出会い、彼の考え方や人となりをとても尊敬しています。再び大久保ヘッドコーチと同じチームに入れたことを嬉しく思います」

 ダーガビルはすでに合流して練習に参加しているとのこと。

「ヤマハは練習から取り組み方が真剣。ハードワークする文化を強く感じました。ディフェンスを強みにしている私にとって、とても共感できる文化です。1月からのトップリーグ、とても楽しみにしています」

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