今年、サンウルブズの一員としてスーパーラグビーでプレーした木村貴大が、出身地の福岡県を拠点とするコカ・コーラレッドスパークスに2020-21シーズンより新加入することが12月9日に発表された。
この日、27歳の誕生日を迎えた木村は、東福岡高校時代にキャプテンを務めて日本一となり、筑波大学では副将としてチームをまとめるなどリーダーシップスキルがある。
大学時代にフランカーからスクラムハーフに転向。2016年から3季、豊田自動織機シャトルズに在籍し、トップリーグも経験している。
2019年のニュージーランド留学を経て、サンウルブズの練習生となり、のちに昇格。2月15日のチーフス戦でスーパーラグビーデビューを果たした。サンウルブズでは、チームカルチャーを向上させるために人一倍努力をした選手、なによりもチームをいちばんに考えた選手として、『2020 チームマン・オブ・ザ・イヤー』に選ばれていた。
そしてこの度、故郷のチームに加入することになった木村は、次のようにコメントしている。
「私は福岡県北九州市出身で、子どもの頃からコカ・コーラレッドスパークスの選手たちは、私たちにとって憧れの存在でした。彼らは強くて優しく、いつも輝いて見えました。その憧れていた選手たちのチームでこれからプレーできることを本当に嬉しく思います。
私の強みである、タックルとコミュニケーション能力を存分に活かし、チームの勝利に貢献いたします。そしてチームにパッションとエナジーを入れ続けます。
このようなチャンスをいただいた、向井(昭吾)監督をはじめ、チーム関係者のみなさまに心から感謝しております。また、コロナ渦の中、トレーニングに付き合っていただいたみなさま、いつも熱い応援・サポートをし続けてくださったみなさま、本当にありがとうございました。みなさまのおかげで今こうして新しいチャレンジをすることができております。ここからがスタートであり、これからもキムタカらしく、夢に向かってあきらめずに挑戦し続けます。引き続き熱い応援をよろしくお願いします。
『意志あるところ道あり』 木村貴大」