第100回全国高校ラグビー大会の組み合わせ抽選が12月5日におこなわれ、3回戦までのトーナメント表が決まった。史上最多の63校が出場。大阪府・東大阪市花園ラグビー場を舞台に、12月27日に開幕し、1月9日まで熱戦が繰り広げられる。
連覇を狙う桐蔭学園(神奈川)は、同じ関東の名門である茗渓学園(茨城)と大会初日の1回戦で対戦することが決定。
昨年度準優勝の御所実業(奈良)は28日、近畿ブロックのオータムチャレンジトーナメント(都道府県予選の2位チームが参加)で切符を獲得した報徳学園(兵庫)と激突する。
4年ぶりの花園制覇を狙う東福岡(福岡第1)は1回戦で、九州ブロックのオータムチャレンジトーナメントで3年ぶりの出場を決めた長崎南山(長崎)と対戦。隣のヤマには同県の筑紫(福岡第2)が入り、コロナ禍で強化遠征等が難しかった今シーズン、合同練習をおこなうなど切磋琢磨してきたよきライバル同士がともに1回戦を突破すれば、花園の舞台で激突することになる。
39年連続出場となる九州の古豪・佐賀工業(佐賀)は大津緑洋(山口)と1回戦であたり、勝ったチームは2回戦でシード校の東海大大阪仰星(大阪第1)と対戦する。
その他のシード校は、京都成章(京都)が米子工業(鳥取)と1回戦でぶつかり、大阪朝鮮(大阪第2)は朝明(三重)と対戦、目黒学院(東京第1)は玉島(岡山)と顔を合わせ、関西学院(兵庫)は12年ぶりの出場となる盛岡工業(岩手)と1回戦をおこなう。
初出場は川越東(埼玉第1)、開志国際(北信越ブロック/新潟)、四日市工業(東海ブロック/三重)、創志学園(中国ブロック/岡山)の4校。大会初日、川越東は1回戦で明和県央(群馬)と対戦することになり、創志学園は近県の強豪・石見智翠館(島根)に挑戦、四日市工業は岡谷工業(長野)と戦う。開志国際は28日におこなわれる1回戦で大分東明(大分)と対戦する。
準々決勝、準決勝の組み合わせは再抽選となる。
なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、全試合、無観客で開催することが決定。開会式、U18花園女子15人制、U18合同チーム東西対抗戦は中止となっている。
【第100回全国高校ラグビー大会 組み合わせ】
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https://rugbyrp.files.wordpress.com/2020/12/hanazono100.pdf