ラグビーリパブリック

川越東が花園初出場! 昌平は3大会ぶり2回目

2020.11.15

悲願の花園初出場を決めた川越東の選手たちが喜びを爆発させた(撮影:福島宏治)


 11月14日、全国高校ラグビー大会の埼玉県予選決勝が熊谷ラグビー場でおこなわれ、第1ブロックは川越東が17-14で深谷を破り、初優勝。第2ブロックは、昌平が17-0で正智深谷に勝って、3大会ぶり2回目の優勝を果たした。

 第1ブロック決勝は、前半を7-7の同点で折り返した。後半、川越東は5分にCTB柴田恵汰が、20分にはNO8渡邉匠のトライで17-7とリードを広げた。しかし、24分に深谷のPR竹内賢人にトライを決められて3点差に迫られる。終了間際には、モールで押し込まれインゴールに突っ込まれたが、パイルアップ。執念でグラウンディングを防ぐと、そこでノーサイドのホイッスル。

 初出場を果たした川越東の望月雅之監督は、「ラストプレーで負けたと思ったけど、選手たちは本当に最後までよく戦ってくれた。昨年、決勝で負けた悔しさを取り返すことができた。ここまで、たくさんの方々に支えられて、ようやく優勝することができた。埼玉県の代表として、誇りを持って花園で戦いたい」と涙をこらえながら優勝インタビューで答えた。

 第2ブロック決勝は、昌平が持ち味のディフェンスで正智深谷の攻撃を食い止めて、前半24分にPR菅野侑多朗がトライ。後半に入っても、風上に立った昌平が優位に試合を進め、FL山口大悟が2トライを挙げて、17-0で勝った。

 埼玉県からは優勝した川越東と昌平の2校が、第100回全国高校ラグビー大会に出場する。

前半24分、昌平のPR菅野侑多朗が先制トライを決める(撮影:福島宏治)
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