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【関東大学対抗戦A】 慶應が青学に完勝 帝京は立教相手に100点ゲーム

2020.11.08

 ラグビーの関東大学対抗戦Aグループは、11月8日に東京・八王子市上柚木公園陸上競技場で第5節の2試合がおこなわれ、慶應義塾大学と帝京大学が勝って両チームとも今季4勝1敗となった。

 慶應は青山学院大学と対戦し、78-0と完勝。

 前半10分に連続攻撃をHO原田衛がフィニッシュして先制すると、16分にはモールから原田が持ち出して連続トライ。35分にもラインアウトからモールで押し込み、原田のハットトリックで17-0として折り返した。

 勢いが止まらない慶應は45分(後半5分)、背番号20をつけた福澤慎太郎のパワフルな走りでゴールに迫り、リサイクルからFL山本凱がフィニッシュ。

 その後、再びラインアウトモールからHO原田が4トライ目を決めるなど、着実に得点を重ね、堅守も80分間続き完封勝利となった。

 帝京は立教大学と対戦し、106-7と圧倒した。

 先制したのは立教だった。前半15分、カウンターでSH桑原礼紀が抜け、サポートしたLO秋元律樹も大きくゲイン、敵陣深くに入ってからの連続攻撃でゴールに迫り、最後はPR古川瑛也が仲間の後押しを受けてインゴールに突っ込んだ。

 しかし帝京は2分後、CTB人見太基が足腰強い走りで相手ディフェンスをこじ開け、WTB尾崎泰雅につないでトライ。25分には、LO山川一瑳からオフロードパスをもらったPR上杉太郎がゴールへ走り切り勝ち越した。
 帝京のペースになり、29分には尾崎が自陣からブレイクスルー、FB奥村翔-CTB人見とつないでトライが生まれた。33分には空中戦のこぼれ球を拾った尾崎がゴールへ走り切り、37分にはラインアウトモールから追加点。ハーフタイム前にはスクラムで大きく前進したあとボールを動かし、走りこんできたCTB押川敦治がインゴールに突っ込んだ。

 38-7で迎えた後半は、WTB平坂海人がパワフルな走りでファイブポインターになるなど10トライを重ね、100点ゲームとなった。

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