ラグビーリパブリック

関学34-10報徳。攻守とも出足で圧倒、5年ぶり7回目の「花園」へ

2020.11.07

関西学院がライバルを突き放す。報徳は残された花園チャンスを獲りにオータムに臨む(撮影:松村真行)

 第100回全国高校ラグビー大会の兵庫県決勝が11月7日、神戸市のユニバー記念競技場であり、関西学院が報徳学園を34―10(前半24-10)で降し、5年ぶり7回目の本大会出場を決めた。

 関西学院は攻守の出足で報徳学園を圧倒。0-3の前半6分、3次攻撃からCTB川村祐太が先制トライを挙げる。同13分にはSO高見歩希がスピードで2人を外に振り切り、ラストパスをWTB立巳竜の介に通した。さらに1トライを奪い、前半、24-10とリードを広げる。後半も前に出るディフェンスがさえ、報徳学園に自陣の22メートルラインすら超えさせなかった。5年ぶりの花園出場に、HOの平生翔大主将は笑顔いっぱい。

「やってきたことや仲間を信じて60分間、ひたむきにやった。とてもうれしい」。

 準優勝の報徳学園は近畿地区2府4県の2位校が戦うオータムブロックチャレンジトーナメントに出場。記念大会用に割り当てられた近畿の1枠を勝ち取り、5年連続46回目の本大会出場を目指す。

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